初めにハケやミニローラーで建物の隅々までダメ込みをしていきます。
ダメ込みとは、建物の入隅など、通常のローラーでは塗りにくい場所を先行して塗装することです。
ダメ込みが完了したら外壁の下塗りをします。
下塗りには、外壁がモルタルなのか?サイディングなのか?そして、その劣化状態と、上塗り塗料との相性を考えた専用の塗料を使用します。
下塗りが乾燥したら、2回目のダメ込みをして、外壁の中塗りをします。
塗膜の厚さが均一に塗られた塗装ほど長持ちしますので、同じ塗料でも重ね塗りをしていきます。
中塗りが乾燥したら、中塗りと上塗りの色を変えますので、3回目のダメ込みをしてから塗装します。
これで建物の隅々まで塗膜が3層になり、お家が長持ちします。
破風、軒天井など外壁以外の場所を塗装します。
建物の築年数などによって使用されている建材が違いますので、それぞれの建材に合った塗料で下塗りをしてから上塗りをします。
すべての塗装が完了したら、塗料の付着がないか、はみ出しがないかなどを付箋を貼りながら点検し、その場所を手直ししてから、足場を解体します。
これで愛情込めた塗替えリフォームの完了です。