一般的な塗装店では、ボンドコークを多用してサイディングの目地を増し打ちしたり、ヒビを埋めたりします。
そして上から塗装してしまえば見た目は綺麗に出来上がり。
しかしボンドコークの寿命は塗膜に比べて短く、数年すれば硬化し、再びヒビ割れしてきたり、汚れがにじみ出てきます。
そのような作業は誤魔化しで意味がありません。そこで塗装工房では、傷んだ場所は新築工事の技術も取り入れて、しっかりと修繕・再生してから塗装します。
一般的に2回目・3回目は同じ色で塗装します。
そのため、3回塗ったか塗らないか、お客様には確認できないのです。
そうなると、3回目の工程で手を抜いてしまうことがあるのが現実です。
そこで塗装工房では、手間を惜しまず、お客様の立場になり2回目・3回目の色を変えて、塗り漏れ、塗り忘れを防ぎ、隅々まで3回塗ります。
でも実はこれ、公共工事では当り前なのです。
もちろん使用する色は共色(ともいろ)と言って近似色なので、仕上がりはお客様の選んだ色になります。
工程上早く作業を進めるために、全ての場所をハケで塗っているのを見かけますが、スチール製の雨戸などはハケで塗ると塗り跡が残り、剥がれやすく、見栄えも悪くなります。
でも、塗装工房では手間を惜しまず妥協はしません。
塗装の目的は保護と美観。 新築同様、圧吹きで綺麗に仕上げます
(*スレート屋根の場合)
屋根材の表面には、雨水の排出や通気性を確保するために溝がついていますが、新たに塗装することでその隙間を塗膜が塞いでしまいます。 そうすると屋根材の合せ目から侵入してきた雨水が排出されなくなり、屋根裏に進入して雨漏りの原因になります。
そのため、塗り替えをしたら、隙間がある状態にする縁切り作業をしなければならないのに、以前の塗装で、この工程が省かれていることが多くあります。 そこで、塗装工房ではエンキリ部材、タスペーサーで強制的に、確実に縁を切ります。
塗装工房では、工事に入った「ついでに」
心ばかりのサービスをいたします。
高圧洗浄のついでに、
・雨樋の洗浄
・外回りのコンクリート土間洗浄
汚れが高圧洗浄でみるみる綺麗になります。
そして、足場が架かっているついでに、
・窓の外側拭き
・外部配管のテープ貼り直し
なかなか日常手入れ出来ない場所です。
そこを「ついでに」綺麗にしてしまいます。